カルデラ湖と苔がつくった神秘的な世界、奥入瀬渓流【日本旅行記 青森県その2】

2022年1月5日夫婦2015年, 奥入瀬渓流, 青森県

カルデラ湖と苔がつくった神秘的な世界、奥入瀬渓流【日本旅行記 青森県その1】より続く。

奥入瀬渓谷観光(2)

奥入瀬渓流の瀑布(滝)

奥入瀬渓流の千筋の滝
千筋の滝、奥入瀬渓流の最下流に位置する滝。水量は少ないが、幾筋にもなる繊細な流れはどことなく風情があり落ち着きを感じます。

奥入瀬渓流の雲井の滝
雲井の滝、千筋の滝とは対照的に森林に囲まれた断崖から20mの落差を3段に落ちるこの地では水量のある豪快な滝です。

奥入瀬渓流の銚子大滝
銚子大滝、奥入瀬渓流屈指の滝で幅20m、高さ7m。高さは低いが渓流(本流)を流れ落ちる唯一の滝であり、最も水流が多く水しぶきと轟音で迫力がある。

奥入瀬渓流の白布の滝
白布の滝、少し奥まっており見えにくいですが、一筋の帯のように流れる滝が白布のように美しい滝です。

奥入瀬渓流の石

石ヶ戸、「ヶ戸」とは、この地方の方言で小屋を意味するため、石ヶ戸とは「石の小屋」という意味。
ここは、一本の大きなカツラの巨木が石を支えて小屋のようになっているため石ヶ戸と呼びます。
ここを見て面白いのは、ここに限らず石の上に木が生えていること。

それは、苔が石の上に張り付いているためで、苔には水分補給の役目のみならず、除菌や防虫作用があり食害から守る成分があり、木にとっては住みやすい環境を整えてくれるからである。

奥入瀬渓流の流れ

阿修羅の流れ、奥入瀬渓流で最も美しいといわれる水の流れを含む景観。
躍動感あふれる水の流れが苔が覆う巨岩に激突し、渓谷屈指の力強い景観。静の「岩」と動の「水の流れ」、岩の「黒」と流れの「白」、それを見守るかのように風に揺られる生なる木々及び苔の「緑」。

様々な対比に見入ってしまい、ついつい時間を忘れました。

 

奥入瀬渓流周辺の観光

日本一のブナ巨木

奥入瀬渓流周辺ブナの巨木を見に行こうとしたら、この看板が。周りに人影もなく、少し怖くて心配だが好奇心が勝る。

このようなシダの道を分け入っていくが、本当にクマが出そうで怖く距離が長く感じられる。


ようやくたどり着いた日本一のブナ巨木、推定樹齢400年。
幹回り601cmのブナ巨木は、全国巨樹・巨木林の会において一本木日本一に認定されています。昔から頭が3股に分かれた三頭木は神が宿るとされており、古くから「森の神」として崇められてきた神々しいまでの巨木、感動します。

奥入瀬渓流館

奥入瀬渓流の入口、星野リゾートからすぐ近くにあたりにあります。

奥入瀬モスボール(苔玉)工房。ここでは、実際に自分のすきな苔玉を作らせてくれます。苔玉を丸めて作り、シダとアイビーを選び、目をつけて完成。簡単そうで結構形を整えたりするのは大変、だけど世の中に一つのマイ苔玉には愛着がわきます。

この苔玉づくりを教えてくれたのは、身体が大きくいかにもマッチョな元プロレスラー。
レスラー時代からの変化は、握るのが「こぶし」から「こけ」に、職業が「プロレスラー」から「プロモスラー」になったといっていました。

こぼれ話(1)

奥入瀬渓流で、自分の固定観念が覆されたこと。それは、川の上流は十和田湖であること。
川というものは、山の頂から湧き出た雨や地下水が大きな湖や海に流れると信じ込んでいたため、最初は混乱したものです。

この奥入瀬渓谷の成り立ちにつき記載したように、十和田湖の15,000年前の氾濫により出来たもの。即ち、十和田湖から水が流れているため、上流および奥入瀬渓谷の入口は十和田湖です。

因みに、十和田湖を源とした奥入瀬川は、約14kmまで奥入瀬渓谷、太平洋まで約70kmあります。

こぼれ話(2)

下に車の写真を載せましたが、何か気づきませんか?
よくみてビックリ。このすべての車は「わ」ナンバーなのです。レンタカー会社と間違ってしまうほどです。
奥入瀬渓流 レンタカー

お勧め

奥入瀬渓流は、日本でも珍しく渓流に沿って歩道があるため間近に自然に触れることが出来る場所。

間近なため、目で楽しむだけでなく川の流れの緩急や繊細な滝やダイナミックな滝の音を耳にで魅力を時には水しぶきを浴びながら感じることが出来ます。

また、約300種あるという苔のミクロの世界に関しては、関心があればルーペを持っていけば何時間、いや何日でも楽しめると思います。

オイラの感想をいえば、ダイナミックな超自然の屋久島を手軽に楽しめる優しい観光地、といったイメージ。

東北地方にはいくつもの素晴らしい観光地がありますが、友人が勧めてくれたのもわかります。四季それぞれ趣も違うので、また行って見たい場所です。

ほな、家族で、夫婦で、恋人と、友人と、旅いこか。