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きっと役立つ豆知識集(歴史編)

2022年1月6日

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ハワイ

ハワイと言えばカメハメハーって知っとるわ、けど実際カメハメハ大王の偉業って何や?
ハワイ諸島は以前より、島や地域毎の支配者間で戦が絶えなかったんだ。そこに、西洋人から英語や統治の考え方を学んだカメハメハ大王は、類まれな優れたリーダーシップでオアフ島ヌアヌパリの戦いで圧勝、その後1810年にハワイ諸島を統一したんだ。そして、ハワイ王国を建国して初代国王となった。
カメハメハ大王はその後も西洋諸国と友好関係を維持することで独立を守り、伝統的な文化の保護と繁栄に貢献、王国は1893年まで続いた。リーダーシップもあり、国のことをよく考えて行動したため、国民から愛されていたんだろうな。

イルカとのふれあいや世界最大の迷路を楽しむオアフ島【世界旅行記USAハワイ編その2】より。

ハワイには何度か行き、その他の諸外国にも足を運んでいるが、結局また行きたくなるのはハワイなんだな。

ヨーロッパ

パリの凱旋門とか凱旋門ってよく聞くけど、なんやそれ?
軍事的勝利の際に、その国家の勝利に貢献した司令官を民衆の前でたたえる凱旋式を行うよね、その式のために建設した門なんだ。記念碑的な建造物と考えればいい。

ヨーロッパを旅行すると建造物の説明の際に何とか様式ってガイドがよく言うねんけど、さっぱりや。で、ロマネスク様式って何や?
10世紀末に西ヨーロッパが起源、でフランス、北イタリア、ドイツからヨーロッパ各地に広まった建築様式なんだ。特徴は、交差ヴォールト、石造りの厚い壁、小さな窓、半円アーチ構造の天井などで質実剛健で重厚な趣き、古代ローマ様式を基調とするんだ。代表例は、ピサ大聖堂、サン・ミニアト・アル・モンテ教会。

ロマネスク様式のサンミニアートアルモンテ教会ロマネスク様式のサン・ミニアト・アル・モンテ教会

で、ゴシック様式って?
12世紀半ばのフランスが起源、でロマネスク建築の要素をさらに洗練、発展させ北部ヨーロッパの国々を中心に広まった建築様式なんだ。特徴は、ロマネスクと異なり交差リブヴォールトを用いた尖頭、尖塔アーチ、内部は大きな窓に色とりどりのステンドグラスを設置、目で聖書の物語を説くことが出来るようにしたんだ。重厚感のある石材を軽快に見せて華やかさを共存させたのも特徴。代表例は、ウィーンのシュテファン大聖堂の外観。

ゴシック様式のシュテファン大聖堂ゴシック様式のシュテファン大聖堂

で、ルネサンス様式って?
15世紀にイタリアフィレンツェに始まりイタリア国内で広まって、後にイギリス、フランス等ヨーロッパ各地に広まった建築様式なんだ。これまでのロマネスクとゴシック建築様式は、主に神のための教会と修道院の建築様式だったけど、ルネサンス様式は、メディチ家等民間のためのもので古代ギリシャ・ローマ様式を手本とした新しい建築様式「ルネサンス=再生」として考案したものなんだ。
特徴は、石やレンガの外壁に大理石やテラコッタで装飾され独特の模様が描かれていて、幾何学模様を用いた左右対称とバランスを重視しているんだ。代表例はフィレンツェのサンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂、サンタ・マリア・ノヴェッラ聖堂。

ルネッサンス様式のサンタマリアデルフィオー大聖堂サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂

ルネッサンス様式のサンタ・マリア・ノヴェッラ聖堂サンタ・マリア・ノヴェッラ聖堂

で、バロック様式って?
16世紀末にイタリアローマが起源、で後にヨーロッパ各地に普及した建築様式なんだ。
その特徴は、華麗なるも重厚感があり装飾性が高く豊富に彫刻を設置、静的なルネサンス様式と比較してダイナミックな動的要素を加えた絢爛豪華な建築様式。また、ルネサンス様式は、メディチ家等民のためのものであったけど、バロック様式は、今度は教会や国王の絶対的権力を誇示するためのものとなったんだ(建築技術を要するため豊富な資金力が必要だった)。代表例はウィーンのヴェルヴェデーレ宮殿、シェーンブルン宮殿。

バロック様式のベルヴェデーレ宮殿バロック様式のヴェルヴェデール宮殿

バロック様式のシェーンブルン宮殿
バロック様式のシェーンブルン宮殿

ラスト、ロココ様式って?よーさん説明させてわるかったな、今度たこやきおごるわ!
17世紀末のフランスの室内装飾からはじまり18世紀には、フランス、イタリア、オーストリアに広まった建築様式なんだ。
その特徴は、ルネサンス様式やバロック様式とは異なり、成熟した社会へと変化して豪華さや派手さはなく繊細で優美、貝殻模様や植物をモチーフとする等親しみのある身近な存在を演出したもので、優しい印象なんだ。代表例は、ウィーンのメルク修道院。
そんな気ー使わんでも結構、けど、たこやきよりもんじゃが良いな!

ロココ様式のメルク修道院ロココ様式のメルク修道院

歴史煌めく街「音楽の都」ウィーン【世界旅行記 オーストリア編その1】より。

ヨーロッパの建築様式は、まだまだ沢山わかれており、内部と外観を改築して変更したりと複雑なのは確か。だけど、主要なものを知っておくことで、建築物で時代背景を想像できヨーロッパ旅行は一段と楽しくなるんだな。

台湾

東京駅と台湾総統府ってよー似てんねんけど、設計者に何か関係あるんちゃうの?言っていいかどうかわからんけど、ひょっとして、ぱくり?
感性良いね、いいところに気が付くね。東京駅の設計者は、辰野金吾氏と共同経営者葛西萬司氏で、日露戦争が終わった1908年に着工し1914年12月に開業したんだ。
一方、現在の台湾総統府(旧台湾総督府)の基本設計は、辰野金吾氏の弟子である長野宇平治氏が選ばれたが、辰野氏の助言により総督府の象徴として中央塔は赤煉瓦造りで日本一高い60mとするなどして、1919年に完成したんだ。辰野氏の息がかかっていたから似たような造りになったんだね。

 

台湾総督府
台湾総統府

東京駅東京駅

説明不要の心温まる都市台北【世界旅行記台湾編その2(観光編)】より。

なるほど~、どうりで。ということだね。

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