オリジナリティ溢れる上海野生動物園【世界旅行記中国編上海市その3】
オイラは上海動物園は幾度となく行ったが、2010年5月にちょっと遠い噂の上海野生動物園に興味本位で行ってきた。
その際の、観光の様子を記します、どうぞ。
この旅(観光)の魅力
上海野生動物園の当時の入場料は忘れたので、ネットで2018年を調べてみたところ130元(約2,000円)。
おいらが知る限り特別で印象的なところが多かったので、普通の動物園にある部分は割愛して特筆すべきところだけ記事にした。
単なるサファリパークのような動物園だと思っていたが、行って見ると特徴があって面白かった。
このような思わぬ発見も旅の魅力だろう。
上海野生動物園
上海野生動物園はココ ⇑
バスに乗り込んでいった先、先ずは肉食動物ゾーン、
幸せを呼ぶ!?という言い伝えの「ホワイトタイガー」がお出迎え。
全世界で250頭余りしかいないという希少種に出会えてうれしい。
近くで見るとなかなか迫力がある。
肉食動物ゾーン
次には車中から虎への餌付けイベント。
バスがくると餌をもらえると思い、近づいてくる虎が数頭。何故かカメラ目線、狙われている。
ここで、観光客向けにイベント開始。なんだか、現在餌付けは別料金が必要となったみたい。
串刺しした肉を車の中から虎に差し出すと、虎は勢いよくかじりつく。
犬や猫や兎の餌やりはしたことがあっても、流石に虎だけは…ない。
観光客で特に女性や子供は、その恐怖とダイナミックさに、キャーキャー叫んでいたものの、次第に慣れてきて楽しいらしく積極的に餌付けに参加。
その後、餌付け方法がどんどんエスカレート、中国ならではの表現できないものなので記載はやめておくが、特に子供はワーワーキャーキャー大喜び。なんだかなー。
草食動物ゾーン
次に見たのは、白孔雀。
日本では邪気を払う縁起の良い動物、がお出迎え。
少し羽根が迫力無いのは否めないが、間違いなく幸せを呼ぶ白孔雀。
イベント
園内を歩いていると、何やらレースが始まる模様。行ってみると、ゲートがある。
さあ、レースの始まり。
馬のレース
競馬のようなものが始まった。結構なスピードで迫力あり。
よく見ると、騎手は子供のようだ。
ドッグレース
次に始まったのが、ドッグレース。これもTVで見たことがある。
犬もレース場をきちんと走る訓練がされているようで、コースをきちっと回り勝敗がついた。
駱駝のレース
次は何だろう、と思っていたら…、何か少しおおきくないか~。
何とラクダのレース。スピードは遅いが、フタコブラクダでレース開始。
駱駝は結構大きいのでそれなりの迫力。
ダチョウのレース
では、その次は何が出てくるか?
なんとダチョウ。
ダチョウの足が早いのは有名な話だが、人が乗って走っているのを見たのは1995年中山エミリ出演のポカリスエットのCM以来。頭の中でFIELD OF VIEWの『突然』が、突然流れた。
一所懸命頑張る姿勢がさわやかな結構インパクトのあったCMだった、あの頃はよくポカリスエットを飲んだなー、とオイラは思った。
楽しそう~。
以上で、このイベントは終了。
上海野生動物園とは
上海市人民政府と国家林業局が協力して1995年11月にオープンした広さ153haの中国初の国家級サファリパーク。
写真にはないですが、当然パンダも象もいて、ここには、なんと、珍しい動物を含めて世界各国の動物約200種類もいるそうです。
また、動物ショーはこのBlogに書いた以外にも各種行っていますが、スケジュールを事前に調べて計画的に行動したほうが良いでしょう。
こぼれ話
上海野生動物園は、行くと驚くと思いますが、とにかく尋常ではなく広くて行動するのが大変です。そこで日本最大のサファリパークと比べてみました。
日本最大のサファリパークは富士サファリパークといわれています。公表はしていないようですが、動物の種類は100種類以上、総面積は東京ドーム16個分(約75ha)、とのことです。
そうすると、上海野生動物園は、日本最大のサファリパークと比較して、動物の種類で約2倍、広さも約2倍、ということになりますね。どおりで尋常ではなく広いと思うのも当然です。
お勧め
日々刻々と変化している都市、上海。
様々な変化を楽しむのも、上海観光の魅力だと思う。
リニアなんて恐らくもう新しくもなく、上海環球金融中心も隣にできた上海タワーに高さで抜かれ景色も変わり、野生動物園は今どうなっているかわからない。
今では上海野生動物園の近くに上海ディズニーランドもできている。
読者が、このBlogを読んで上海に行ったときは恐らく全く参考にならず、9年でこんなに変わるんだということを実感してもらうためのものになるんだろう、と思う。
ほな、上海野生動物園の変化を楽しみに、家族で、夫婦で、恋人と、友達と、旅いこか。