樹齢数千年の縄文杉にもののけ姫、魅惑の屋久島【日本旅行記 鹿児島県その1】
オイラは、2012年10月、都会の喧騒を避けるため、そして想像を超える大自然を求めて屋久島へ。そこには、期待を裏切らない世界が待っていた。
それでは、屋久島への夫婦の旅の様子を、どうぞ。
この旅の魅力
屋久島は、大自然の環境であらゆるものが凝縮したような島で、高い山が連なり「洋上のアルプス」と呼ばれ、気候は亜熱帯から亜寒帯まで「ほぼ日本全国の気候」、植物は固有種が約40種ある「東洋のガラパゴス」と呼ばれる。1993年にユネスコ世界自然遺産に登録。
厳しい自然環境の中で生き抜く動植物、何千年もかけてできた神秘に満ちた島に魅了されます。
樹齢数千年の縄文杉にもののけ姫、魅惑の屋久島【日本旅行記 鹿児島県その2】参照。
なお、ここを旅するには一日中トレッキングと体力が必要となる代わりに、温泉で身体を癒すことを含めて一日中大自然を堪能できます。
手つかずの大自然、屋久島
屋久島までの道中
屋久島までは福岡空港で小型機に乗り屋久島空港へ。
屋久島観光
かなり大きく、水量が半端ない。さすが日本一雨が多い屋久島ならではなのでしょう。
屋久島トレッキング
杉の木と比較するとわかりやすいですが、滅多に見る事の無いような巨大な石がゴロゴロと転がっています。
三代杉
三代杉とは、一代目樹齢1,200年の倒木の上に、二代目樹齢1,000年が育ち(倒木更新)、三代目樹齢350年が育っている(切株更新)という。既に2,550年が経っているということかな。
仁王杉(阿形)
翁杉
ウィルソン株
今では、この切株の中は人気の撮影スポット。なぜなら・・・
夫婦杉
そもそも杉は、三代杉もあるように融合しやすいとのことですが、高い位置で融合することは珍しく、まるで夫婦が手を携えている姿だとこの名がついたとのことです。この場では、ご夫婦やカップルが写真を撮っていたのが微笑ましく印象的でした。
(夫)樹高22.9m、胸高周囲10.9m
(妻)樹高10.9m、胸高周囲5.8m
縄文杉
標高1300mに位置し、樹高25.3m、胸高周囲16.4m(直径5.1m)、発見されている日本の杉としては最も古く、樹齢はその大きさにより7,200年という説と、内側の空洞から採取した木片の科学的計測値で2,170年という説もあります。
盛り上がる瘤とうねる幹が木材としての価値を下げた為、江戸時代の伐採から逃れることが出来、また縄文時代の土器を思わせるその姿から縄文杉と名付けられました。縄文杉は折り返し地点ですが、ここまでの所要時間は約5時間。
ちなみにこのトレッキングは、往復約10時間、19Kmの距離があります。
白谷雲水峡コース
千尋の滝
くぐり杉
苔むす森
太鼓岩
前の中世代ジュラ紀から新世代古第三紀のころに海底に堆積してできたものだという。