幸運を呼ぶピンクドルフィンと国境の街トラートへ【世界旅行記タイ編】

2022年1月6日友人と, 東南アジア, 海外1999年, アジア, タイ

オアシスシーワールド

オイラは、陸続きの国境がどうなっているのか知りたくタイとカンボジアの国境を見に行きたいと思い、1999年1月にカンボジアとの国境トラートへ行くことにした。その際、当時未開発だったチャーン島と、「地球の歩き方」のタイ版に小さな囲み記事「珍しいピンクドルフィンのショー」があることを知り、あわせて行ってきた。

記事と写真は少ないですが、こんな場所もあるんだということで読んでいただければ嬉しいです。
それでは、タイ国境とピンクドルフィンの旅をどうぞ。

※国境は写真を撮るのが怖かったため写真がなく、チャーン島も紛失してありません。また、古いフイルム写真である為、色褪せていることもご容赦ください。

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トラート県

タイ王国トラート県
トラート県はココ⇑

タイ王国とカンボジア王国の国境の街

タイ側はトラート県ハートレック、カンボジア側はココン。厳重な警備の割に簡素なイミグレーションがあった。

タイとカンボジアの国境
国境には、両国の国旗が掲揚されていたので、風にたなびいたところをパシャリ。


左がカンボジアの文字、右がタイの文字。何が書いてあるかわからないが、国境を示しているのだろう。この文字をよく見ると多少似たような。

オアシス・シー・ワールド(ピンクドルフィンショー)

チャンタブリー県のオアシスシーワールドはココ⇑

ピンクイルカ

1999年当時、ピンクドルフィンと聞いてそのようなイルカがいるものかと驚いた記憶があるが、最近では「幸運を呼ぶイルカ」として知るようになりましたね。

ただ、どうやら日本の近海には生息しておらず、また世界で一番多いといわれる日本のどの水族館にもおらず、日本では会う事ができないみたい。

因みに、このピンクドルフィンの正式名称は「シナウスイロイルカ」、香港ではこのイルカを見たら幸運になれるというらしい。

オアシスシーワールド
ピンクドルフィン4頭の登場、ショーの始まりです。先ずは、挨拶から。

オアシスシーワールド大ジャンプを見せてくれたが、背中はまだグレー色。まだ、というのは子供の頃はグレーで成長すると全身がピンクになるらしいから。

オアシスシーワールド
ピンクのお腹を見せてくれた。

写真は無いけど、最後にはタイならではでお別れの挨拶「ワーイ※」で締めくくりました。
※タイの手を合わせる挨拶(合掌の仕草)のこと

チャンタブリー県の漁港

チャンタブリーの漁港
ここから漁に出ていく様子を見た、ぺちゃくちゃしゃべり笑いながら意外とのんびりしている。

チャンタブリー県の海辺の様子

チャンタブリー県遠浅でのんびりした雰囲気が良い感じ。

こぼれ話

チャーン島へ船で行くことにしたのだが、当時はトラートから数十人乗りの小さなおんぼろのフェリーで行った。最初から何かしら不安がよぎっていたが、案の定トラートを出て20分後ぐらいにエンジントラブルが発生。

どうやら予備のエンジンも壊れていたらしく、当然のごとく船のエンジン音は無くなり漂流し始めた。

オイラと友人は当然ながら、タイ人しかいない乗船者とタイ語のみのアナウンスに状況が把握できず次第に不安が増してきた。

そこで、一人のタイ人がギターを取り出して、タイ人の知らない者同士全員がギターに合わせて一緒に歌いはじめ、肩まで組み始めた。タイ人の強引な勧めでオイラもその輪に入れてもらうが、この旅でタイ人の優しさや困難な状況に適応力と寛容さを知った。

結局、エンジン修理が完了して再始動、チャーン島到着予定時間より大幅に遅れたものの無事到着できた。

お勧め

日本には陸続きの国境はないために想像し難いと思うが、ある種の緊張感があるなかで、掘り出し物がありそうな市場がありギャンブルがあったりする。十分気をつけなければいけないが、怪しいことさえしなければそこがまた楽しい。

また、ピンクドルフィンに会える場所は、世界でも数少ないようなので機会があれば是非行って見たいところ。

ほな、家族で、夫婦で、友人と、旅いこか。

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