最も心が安らぐ&住みたい国No.1(2000年)ルアンプラバーン【世界旅行記ラオス編その1】

2022年1月6日友人と, 東南アジア, 海外2000年, アジア, ラオス

ルアンプラバーン

「日本人が郷愁を感じる」と噂の秘境を一度見たいと思ったオイラは、2000年2月にラオスの古都ルアンプラバーンへ行った。

それではルアンプラバーンの友人との旅の様子を、どうぞ。

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この旅の魅力

ラオスは、1353年から約200年にわたりランサン王国の王都として栄え、「東南アジア最後の桃源郷」と呼ばれており、なんと、2008年度はニューヨークタイムズで「世界一行きたい国(The 53 Places To Go in 2008)第一位」として選ばれ、欧米人に人気がでたほどです。

特に、東南アジア特有の、のんびりとした風情と郷愁は旅人の心を癒します。

オイラは、「こんな国に住みたいなぁ」と心から思うほど、旅を満喫した場所でもあります。

ルアンプラバーンへの旅

googleMAPで見るルアンプラバーン

ラオスのルアンプラバーンはココ⇑

ルアンプラバーンへの道

オイラは、タイのチェンライから約300Kmの距離を、木製スピードボートで行った。東南アジア最長のメコン川を単に下りたかっただけだが。

他にも行き方はあるが、当時は「木製スピードボートで約6時間かけて行く日本人はまずいない」と皆から言われたものだ(何故かしら優越感)。

湖面をバッタンバッタン叩きつけられ、木船はブンブンぎしぎしと。よく死ななかったと思うぐらい。だけど、苦労の後の桃源郷は格別。

木製スピードボート

先ずは、中型の木船でゆらゆらと、ここまでは比較的快適。

次に、ヘルメットとライフジャケットを渡され、木船のジェットボート乗り換え。時速80㎞も出るとのことで、いつ壊れるか心配。

道中は、スピードボートが水面をたたきつけた振動と音でゆっくり景色を見る状況ではないが、それでもメコン川の景色は美しい。

川岸には、水牛の群れや象、これから陸に上がるのが楽しみで、船の苦痛も何ともない。不思議なものだ。

地元の村の子

途中で休憩をはさむ。解放された感じで何とも幸せな気分。さらには、そこでは地元の村の子が水浴びか洗濯?

オジサンたちが声をかけては申し訳ないと思いつつ、下手なタイ語を話すと通じた。

タイ語で話が出来たことで、彼女たちも安心したのかにこやかになり喜んでもらったとおもったのは、オジサンの身勝手か?

タイの田舎の下船のスタンダード?

船頭さんにおぶってもらう、ちょっとこっぱずかしい。

 

ラオスの町

ラオスの町はこんな感じ。よく見ると普通にお坊さんが歩いているのどかな雰囲気。

 

パバーン仏堂(王宮博物館内)

パバーン仏堂(王宮博物館内)

14世紀にクメール王朝から寄贈された、1世紀ごろにスリランカで造られた純金製のラオスで最も神聖な仏像(パバーン仏)を祀る為のお堂。黄金色の世界が現れる。さすが、仏教国であるラオスは仏教寺院が沢山ある、

これはかつての日本のお寺や神社と同じ感覚で町の皆が寺院に集まるのだろう。いまや観光地の色彩が強いが。

 

 

Wat Hosian Voravihane Temple

Wat Hosian Voravihane Temple

Wat Hosian Voravihane Temple

黄金の寺院、似ているようでいて、それぞれ個性を出している。

ワット・シェントーン寺院(Wat Xieng Thong Temple)

ワット・シェントーン寺院(Wat Xieng Thong Temple)

ラオスで最も格式の高いお寺だという。
ワット・シェントーン寺院内霊柩車庫

ワット・シェントーン寺院内霊柩車庫

1959年に逝去したシーサワーンウォン王の霊柩車を保管するための車庫。1962年建立、意外と新しい。

シーサワーンウォン王の霊柩車

シーサワーンウォン王の霊柩車


寺院内も徹底して金色。

仏さんも金色。

最後に旅の締め、いいな~、この光景。このお坊さんは何を語り合っているのか?修行の一つなのか?さぼっているのか?

なんでもいいけど絵になるラオスでした。

ルアンプラバーンとはこんな町

ルアンプラバーンは、ラオス北部にあるラオスの古都。人口約60,000人でラオスの首都ヴィエンチャンから約400km北側に位置する。

1995年に市街地自体がユネスコ世界文化遺産に登録された町。

こぼれ話

ラオス語は、タイ語のチェンマイの方言と語尾が違うだけで概ね通じました。タイ語が少しでもわかる人は、ラオスの旅が一層楽しくなります。

お勧め

当時のラオスは、現在のデジタル化が進んだ時代と違い、また犯罪など殆どなく、人々が徳を積みながらゆっくりと時間が流れて暮らしている印象でした。

そこには、金ぴかのお寺を中心とした社会が形成されており、非日常で心安らぐ旅となりました。

非日常空間と古き良き時代への郷愁を味わいたい方にはとっておきの場所。行き方は、船を使わずとも、空路・陸路もあるので、お好みで。

オイラは友人と行ったけど、自分探しの一人旅、もお勧めかも。ほな、旅いこか。

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